教育補助 妊娠発覚で退職

大好きなこども相手のお仕事でした。
毎日楽しくお仕事をし、補助の立場と言うこともありこどもたちからも気軽に接してきてくれて、信頼関係を築けていたと思います。
こどもたちの悩み、苛立ちに付き合い、成長するところを見ていられると言う変え難い経験をさせてもらいました。
発達に障害のあるこどもが、心を開いてくれず四苦八苦していましたが時間をかけ、信頼を得て、「大好き。」とまで言ってもらえるようになりました。
そのときは職員と一緒に喜んだものです。
ですが私の妊娠発覚で、退職せざるを得ませんでした。担当上司は産休をとれるように掛け合ってくださいました。前例の無いことということで、簡単なことではなかったと思います。
大きな組織に対し、声を出してくださったのですから。ですが掛け合いもむなしく、産休という対応は絶対無理とのことでした。
組織が主催する研修会では、担当の上司が見下すような話し方で説明をされていました。
それを聞いた職員たちは皆、どんな気持ちだったでしょうか。
まるで「あなたたちは期日が来たらもういらない。」と言われているようでした。
人の上にたつ人が、見下したような言い方ではだれもついていかないように思います。
一般社会ではそうです。失敗したらそれ相応のぺナルティーが与えられます。
ですが、その組織には失敗したからと言って発生するぺナルティーがありません。
テレビで報道されるほどの、人としての失敗をしたときだけあてつけのように与えられます。
そんな人たちばかりではありませんが、中にはそんな人もいると思うと見方が変わりますよね。
「いつか戻ってくる?」と聞いてきた子どもの顔が忘れられません。
大事なお子さんと接してもらう立場で、妊娠し退職すること、とても申し訳なく思いました。
こどもにとっては補助だろうが教員だろうが別れは別れ。
悲しい経験をさせてしまいました。
組織の大きさ、成人してもまた職場として通うということがある一定の人たちには狭い視野しか生み出していないように感じました。
組織が大きいからこそ、人を育てるということを職としているからこそ、視野の広い考えの深い対応をできるようになって欲しいと思いました。
産休についても正規の教員については手厚いほどにあるのに対し、補助だったり事務だったりすると雲泥の差の待遇です。
実際、教員の産休が復帰から1年も経たずにまた産休というループをしている人だっています。
組織の大きさからか、「前例が無いから。「」絶対」と言う言葉がある時点で発展が乏しいように感じました。
時代にあわせて変化も必要かと思います。
結局、前例どおりに退職しましたが、お別れの日にはわたしもこどもたちも涙なしでは手を振れませんでした。

そもそも私は専門学校を中退して就職していたので、苦労が絶えませんでした。