18時間労働に見合わない給料のホテルマン

24時間営業のホテルでは、夜勤の仕事は女性でも当たり前でした。夜勤と言っても18時間労働の2時間休憩です。2日分働くことになるので夜勤明けの日は勤務はありません。昼に出勤して翌日の朝に退勤ですが、毎日のように残業があり、残業が毎日2時間を超えることも当たり前でした。また、業務内容も一言で言えば「何でも屋さん」です。接客サービスはもちろんですが、お部屋のゴミの回収や排水溝の詰まりやウォシュレットの修理なども当たり前でした。18時間ずっと時間に追われながら、接客・電話対応に様々な書類の作成、お部屋の修繕、デリバリーなどホテルの規模が大きかったこともありますが、とにかくあらゆる業務をこなさなくてはいけませんでした。時にはクレーム対応に相当な時間を取られることもあり、仕事が進まずにずるずる残業コースへ。 職場の人間関係は恵まれたことにそんなに悪くはありませんでしたが、長時間一緒に仕事をして過ごしているため、不倫や社内恋愛が非常に多かったです。長時間拘束され、あまり休みもなく出会いもないため、これは必然のような感じもしますね。私が辞めようと思ったきっかけは、突然体中に出てきた蕁麻疹でした。勤務時間は固定ではなく、シフト制のため、夜勤・遅番・早番など様々な時間帯があり、ランダムに入ってきます。時には、夜勤・明け・早番などのシフトもあり、身体的にもかなり負担になっていました。年をとればとるほど夜勤もきついようで、年配の先輩はいつもデスクでうとうと、ガクンと肘がデスクから落ちる姿は何度も見てきました。接客の仕事は好きだったので、接客に関してはストレスも感じずに、たまにあるクレーム対応が億劫なだけでしたが、様々な時間帯での勤務、不規則な生活に生理不順になり、体のリズムもぐちゃぐちゃでした。そして、決定打となったのが、給料です。業界的に給料も低いことで有名だとは思いますが、休みが7日で1ヶ月夜勤をしても手当としてもらえるのは1万程度でした。日勤で働いてもそんなに差はありません。残業代も小遣い程度しかもらえませんでした。働きに見合った給料も貰えずに、体を壊しては何もならないですし、長くはこの生活は続けられないと感じて、1年でホテル業界とはさよならしました。24時間営業の仕事では夜勤も当たり前ですが、それに見合った待遇と社員の健康面の配慮がしっかりしていないと、ただでさえ従業員の回転率が高いのに今後は出て行くばっかりになってしまうのではないかと感じます。

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